2019年07月13日 [光触媒]
メガソーラーの効率アップに光触媒初採用
効率アップの実証として6月に滋賀県のメガソーラーに当社光触媒コーティング剤を採用いただきました。ポールガンでかなり能率的に塗布できます。
7月に早々と第1回目の測定データが寄せられてきました。予想に反して既にけっこう効率アップに貢献しています。まだ考察段階ですが、セルフクリーニングはまだ発現前なのでおそらく酸化チタンの赤外線反射によるパネルの温度低下(ソーラーパネルは温度が下がるほど発電効率が上がります)が寄与したものと考えられます。
プリズムで光を分ける実験でも周知のとおり、赤外線はもっとも屈折しにくい光線であり、ガラス等はほとんど反射や屈折を受けず難なくすり抜けてきます。
酸化チタンは地上にあるもっとも屈折率の高い鉱物であり、ガラスの上に層を作ることで、赤外線を部分的にでも反射や屈折させてソーラーパネル本体に届くのを阻止し温度上昇を抑えているのではないかと現在は考えています。
施工費も既存の光触媒でイメージされているよりはるかに安価で済みますので試してみたいと思われる方はぜひご連絡ください。ソーラーパネルへの塗布に関する窓口は株式会社笹百合建築デザイン社にお願いしていますのでこちらにご連絡ください。(072-896-5180)