2018年06月17日 [光触媒]
金属を直接外装に適用する例2
現代の日本ではステンレス鋼が剥きだしで使う金属の代表ですね、私もユニバーサルスタジオの切符売り場庇のステンレス幕板への試験施工に立ち会ったことがありました。ステンレス鋼は鉄とクロム、ニッケルの合金で非常に錆びにくいことは皆さんご存じですよね・・・でも、その代わりすごく撥水性が高い!これは左側だけ光触媒をコーティングしたステンレスのトレーに水を吹きかけた例ですが、きれいな撥水性になっています、右側を見てください。
金属って、表面はすべて自然に生成した酸化物で覆われて、ある程度親水性になっているというイメージがありますが、現実はこんなものです。凄い撥水性!だからたとえばステンレスのフライパンにはフッ素コーティングをする必要があるのかないのか・・・・だから逆に言うとステンレスの建材はそのままだと汚れやすいのですね!
じゃあ、一般的な建材用金属であるアルミはどうなのか!??
アルミもけっこう撥水性ですよね!!・・・ただ、アルミは耐食性をアップさせるために、そのまま金属生地で建材に使われることはまずありません。
金属建材とどう付きあうべきか、はまた長いストーリーになりますが、読者が退屈しますので今日はここらで