2018年03月08日 [光触媒]
ブルネイ大ー阪大の連携事業
さる2/21-2/22に挙行されたブルネイ大ー阪大の交流事業に参加してきました。ブルネイのビジネス街に阪大の現地事務所ができたのが意外な感じですが、テープカットには加藤大使も駆けつけて頂きました。
マニアしか知らないですが、現在、阪大は特許への論文引用数で東大を抜く日本一の大学です。
私は当然ながらブルネイ大学の代表ですが、研究発表の機会を与えられました。
光触媒分野で「防食」とか他の研究者が思いつかないようなアイデアで驚かせるのが好きな悪趣味なのですが、今般は防カビを更に進めて「木材防蟻処理」や「海洋構造物のフジツボ付着防止」を大々的に発表してきました。おそらくこの分野の他の研究者は思いもつかないでしょう・・・(多少自慢が入っています)これには光触媒の副作用によりCu++に優先してCu+(1価の銅イオン)の発生を促す工夫が必要です。ブルネイ海軍の艦艇を実験台に使えますので「実用まで2年以内」のタイムリミットを自分に課しています。