2025年04月01日 [光触媒]
アルミ建材は実はアルミニウムそのものではない
いつも逆説的なお話をしますが、事実のみをお伝えしているつもりです。
アルミニウムは非常に腐蝕しやすい金属なので長期間の耐久性を付与するために陽極酸化処理を行います、アルマイト加工ですね。金属アルミニウムの表面に酸化アルミニウムの膜を形成させること工程です。自然に進む場合もありますが超耐候性を得るために陽極反応で強制的に形成させます。分厚くて耐候性&絶縁性&硬度の高い酸化アルミニウムの層が形成されますが構造はちょっと複雑で、さらに耐候性を補うために封孔処理と電着アクリルクリヤー塗装を行います。ここまでの工程を終了したアルミニウム材を2次電解アルミニウム材と称していまして、我々が日常的に目にしているアルミ建材はすべてこの2次電解品ですね。
とくにブロンス色のものは封孔処理前に細孔に銅イオンや鉄イオン系の色素を閉じ込めてそれで発色させています。
というわけで、アルミ建材は金属光沢があるのですが実はアルミ素地が剥き出しではなくアルマイト皮膜とクリヤー被膜に強固に覆われていますので広い意味で単なる塗装面です。ただ、良導電性のアルミニウムの表面に絶縁性の高い層が形成されていますので帯電しやすく、静電気に吸い寄せられる黄砂や花粉を含むホコリ汚れが付着しやすいのが最近の問題ですね。かんたんに高い親水性と導電性を付与できる我々の光触媒クリヤーが貢献できる分野です。