2022年08月18日 [光触媒]
オミクロン株に関する論文誌
光触媒と金属銅の組合わせが滅菌や抗ウィルスにめざましい効果を示す!とは言い続けていましたが、薄暗い室内でどれほどの効果を示すのかは正直確信が持てませんでした。
そこに出会ったのは東京大学の感染症科学制御チームの皆さんです。国際的も定評のある手法で240min(4時間)以内に現在ホットな難問であるオミクロン変異株を消滅させてくれることを証明して頂きました。
当然ながら国際的学術論文誌に掲載されました。(北村の所属は当社ではなくUniversiti Brunei Darussalamになっております)Abstractの和訳はこちらで。光触媒でオミクロン株への有効性が国際的に認められた初めての例です。
ほの暗い室内光での酸化チタンの反応性に(どんなに改良しても)疑問を持っていた私には納得の結果でした。改めて東大の諸兄の慧眼とご協力の好意に深く感謝致します。
タングステンとは耳慣れない元素ですが、実は昭和の一般家庭にはだいたいありました。白熱球のフィラメントですね。
それが活躍の場面を照明から衛生に変えて令和の一般家庭に普及したら・・・と夢想しています。当社技術の例として身近な第3成分とも組み合わせていまして、それがいっそう高い効果を生む源泉になっています。オミクロンに限らず、これからの人類や家畜の伝染病抑止のためにこの技術のいっそうの深化に努力します。