2019年12月17日 [光触媒]
意外とかんたんな焼付け光触媒加工
焼付け塗料に造詣の深い佐伯治一郎商店様のご厚意で焼付け塗料への当社光触媒コーティングの適用試験を、DN社製品を中心に大々的に実施して頂きました。焼付け加工と聞くと皆さん凄くハードルが高そうなイメージを抱くのですが実際はそんなことはなく、単にPMT(到達表面温度)150℃以上が瞬間でも実現すればいいだけなのでトップコート焼付け工程の余熱でも塗工&乾燥可能で、特別な焼付け工程は不要です。ちなみに、化学反応は温度と時間が重要なファクターの筈なのですが、なぜか塗料の硬化反応は時間はどうでもよく、とにかく到達温度だけが重要です。正直いまだに理屈が判っていませんが真実です。
佐伯様に製作して頂いた試験板は夥しい種類でほぼDNT社の市販焼付け塗料を網羅されていましたがそのすべてで「余熱焼付け」後に良好な光触媒の親水性が見られました、こんな光触媒コーティング剤は他にないです。
もう現実の物件もご紹介していますが、この業界は繰り返し実証しなければ納得して頂けないのでくどいご報告でした!もちろんこれらのパネルは赤道直下のブルネイで実爆試験に供します・・・赤道直下で実証している唯一の光触媒です。CD改良品のご紹介