適用サイトとその技術的背景|株式会社ケミカル・テクノロジーはコンクリート構造物保護技術と光触媒塗料をご提供致します。

株式会社ケミカル・テクノロジー
機能が実感できるフッ素樹脂&光触媒技術

断熱塗装と光触媒

遮熱塗装と光触媒のシナジー
断熱塗料は表面積の大きな骨材が大量に含まれて、なおかつ白っぽいので皮肉なことに汚れやすくてカビや藻も繁茂しやすいのが隠れた大問題でした。
詳しくは概説をご覧ください。
遮熱塗装&光触媒 当社の光触媒を断熱塗料の施工後に塗布することによりこの問題をかんたん&根本的に解決することを実感していただいたエコテクノ社の三橋社長様からドローンによる施工動画も頂戴しましたのでご紹介させていただきたいと思います。ドローン撮影のリアルさが見事ですね!
当然ながらほぼ水平の防水屋根にも顕著な効果があり、積極的に適用していただけるのが一味違った光触媒です。ごく短期間での実証方法もご提案しています。

裏反応

裏反応の理論
光触媒反応は特殊なものではなく、着色塗膜の劣化は一般的には光触媒反応で劣化していることをブログでもご説明しました。つまり、一般的な有機ポリマーはやはり光触媒反応で分解されるので、それはそれで注意を要します。これはヒドロキシラジカルやスーパーオキサイドという超酸化力の強い活性酸素の影響ですが、これらの寿命は100万分の1秒程度でそのあとは過酸化水素H2O2に変わります。
光触媒の表面に数nm程度の薄い安定薄膜を形成させると超酸化力の活性酸素が外に漏れる前にすべて過酸化水素になります。
過酸化水素の酸化力はそれほど強くなく、その証拠にオキシドール水溶液はポリエチレン瓶に入っています。つまり・・・
1.安定的な樹脂で光触媒表面を覆うと、過酸化水素のみが生成活性酸素とみなせる
2.過酸化水素に強靭な下地であれば裏反応は無視しても構わない(バリアコートは不要)
という結論になります。
バリアコート不要なので実演&曝露用の見本板もかんたんに作成できます。実演シートの作り方
NOx除去は、光触媒の基本原理を考えうる上で大事な機能ですNOx除去
反応種である一酸化窒素NOは水に溶けません。光触媒反応は電解反応ですから前回も申しましたように液相反応です。つまり電解液の中でしか起こりません。・・・水に溶けないガスは水膜に覆われた環境では進まないので、まず多孔質の吸収体、この場合は金平糖型の光触媒に吸収させる必要があります。ふつうの光触媒塗膜では絶対に反応しません。BET吸着性能を有している光触媒しかこの用途には向いていません。
これ、SEMでもなく光学顕微鏡でも判りますから「NOx除去性能があるかないか」はそれで判別できます。もっと詳しい情報をお求めの折また、これをPIAJ認証基準にしたいとお悩みの折にもご連絡ください。必ず解決させてご覧にいれます。

NOx

15カ月経過の威力・・・もっとも過酷なドーム屋根
ブルネイ首相府の隣にあるアシャリーンモスクのドーム屋根に比較試験施工してから15カ月が経過しました。右側の光触媒施工ドーム屋根の秀麗さが際立っています。ちなみに左側は清掃しただけです。施工部分はカビも汚れもまったくといっていいほど寄せ付けていません。またひとつ日本の光触媒技術の評価が上がりました。ブルネイの15カ月は促進耐候性の観点からは日本の5年以上でしょうか・・・
ちなみにこれらの光触媒施工はすべてローラーで行っています。2年経過後の様子もYouTubeでどうぞ!ここまでセルフクリーニングと防カビの強さを明確に出せる光触媒コーティングはほかにありません。

Ash-Shaliheen Mosque拡大表示(別ウィンドウで開きます)

モアイ

高性能ハンドスプレー「モアイ」
手軽な現場施工用にハンドスプレーの用意は好ましいのですが、光触媒はエアゾール以外の製品は皆無でした。この度、ミルテックジャパンの小橋社長のご提案で蓄圧式ハンドスプレーを検討してその製品化に成功しました。形状から連想させる小橋氏の秀逸なネーミングで「モアイ」とました。再使用可能で環境に優しい詰め替え式スプレーでありながら均一で美しい仕上げが可能です。平滑な石材に仕上げた例をブログでもご紹介しています。モアイ 住宅美建3
焼付工程へ光触媒をかんたん組み込みー高性能・低コスト
新開発の手法で、中温ー高温焼付塗装の最終工程に光触媒塗布を入れることができます。
耐久性はもちろんですが耐摩耗性も要求される分野ですので、高度の光触媒機能を維持したままでのこの分野での適用は今まで不可能でした。
コストも格段に安くできますので光触媒の世界的な普及の起爆剤にしたいと考えています。
焼付ラインと焼付塗料の条件によりBSをカスタムメイドする必要がありますのでご興味の方は佐伯冶一郎商店または当社までお問い合わせください。

焼付散水

タイのブロック塀

ブロック塀での試験施工もすごいことになっている
高温多湿のタイで試験施工して2年近くが経過した画像が送られてきました。洗浄後の非施工部(左半分)と施工部(右半分)のこんな差が見られています。なかなか「半分だけ施工して差を見よう」という物好きな施主がいらっしゃらないので、これは貴重な物件です。どこまで持続するかが見物で、動画も送られてきましたが・・・こちらはあまり動画の意味がないか!??レンガや大谷石、砂岩など同じような吸湿性の建材に適用できます。
ブルネイ王宮の屋根を光触媒仕上げ
世界一の大金持ちのブルネイ王室もカビには参っているようで、とくに王宮の屋根は順次光触媒を採用頂いています。総面積は集計中ですが、完成すれりで世界最大の光触媒施工物件になります。熱帯雨林ですし経過が楽しみです

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バンコク初の化粧打ち放しオフィスビル
高温多雨の熱帯雨林では打ち放しコンクリートは耐久性が不安であったのですが当社の製品・工法が採用されて2018年5月にバンコク市内で異彩を放ちつつ竣工しました。経過が楽しみです♫

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卓上清浄機

マスクを外して飲食時の感染予防対策は
宴席等でどうしてもマスクを外さねばならない場合の対策として加湿器噴霧をご提案してきましたが、今般大阪府立大学の秋吉准教授とのコラボで卓上空気清浄機タイプも実証&実用化に邁進することになりました。
コンセプト品も各種YouTube等でご紹介していますので123導入・購入にご興味の方はご遠慮なくお問い合わ下さい。himatukasen尚、東大との共同研究でオミクロン変異株にも有効であることが証明されました。また沸騰水にもビクともしない超耐水性を示すという特長もあります。
大手塗料メーカーとのコラボ物件箕面クレア1
高級住宅街に聳えるデザイナーズマンションです。奇抜な設計はさすが安藤忠雄門下生の森崎輝行氏の手による力作だけのことがあります。
大規模改修で外装塗料を担当されるエスケー化研様からコラボのお声を掛けていただきました。北側が影になる立地ですからカビの発生に悩まされてきた物件でもありました。今後の永続的な美観維持に貢献できれば光栄です。・・・光触媒で耐久性を求められる用途は本来の姿ですから当然ですが。
箕面クレア2市販塗料の仕上げ用光触媒液剤として活用される例が多ので、実際に施工された例で一覧表を作ってみした。尚、2023年5月時点でのラインナップは10種類以上で、今後も続々とニーズに合わせて増やします。新建築

箕面クレアコート

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