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2018年06月03日 [光触媒]
エポキシ樹脂のトピック3
シーズンを迎え遮熱塗料の話題も喧しいですが、僭越ながらちょっと助言したいポイントがあります。遮熱塗料の仕様では、どのメーカーもエポキシ下塗りは下地との接着性を向上させるための添え物的な扱いですね、膜厚の厳密さもあまり問われていません・・・
しかし、エポキシは化学的安定性や硬化収縮の少なさに優れ決して添え物的な地位の樹脂ではありません。市販の接着剤の大半がエポキシ系であるのがそれを証明しています。
記述のようにUVには弱いのですがIRにはびくともしませんから、これでIRを反射させる厚膜を作るのが理論上はベストな仕様ですね、イラスト的には・・・
IRは波長が長い分、塗膜の透過性も高いですから、効率よく反射させるためには合計100ミクロン以上の乾燥膜厚が好ましいです。その一部というか、過半をエポキシ下塗りに負わせるのは、理論的な効率以外に経済的にも適した手法だと思います。
しかし、エポキシは化学的安定性や硬化収縮の少なさに優れ決して添え物的な地位の樹脂ではありません。市販の接着剤の大半がエポキシ系であるのがそれを証明しています。
記述のようにUVには弱いのですがIRにはびくともしませんから、これでIRを反射させる厚膜を作るのが理論上はベストな仕様ですね、イラスト的には・・・
IRは波長が長い分、塗膜の透過性も高いですから、効率よく反射させるためには合計100ミクロン以上の乾燥膜厚が好ましいです。その一部というか、過半をエポキシ下塗りに負わせるのは、理論的な効率以外に経済的にも適した手法だと思います。