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2018年04月13日 [光触媒]

コンクリートのアルカリ回復プレゼン(日建設計)

老朽・中性化したコンクリート構造物のアルカリ回復が最近特に話題になっています。代表的なのは硅酸リチウムを塗布する工法ですが、鉄筋までのかぶり厚を想定すると隔靴掻痒、あまり有効な方法とはいえません。
・・っで、改めて、鉄筋をマイナス極にする電気化学手法を提案です。ちょうど鉄筋コンクリート建物を食塩電解槽に例えると分かりやすい!
食塩電解槽
鉄筋をマイナス極にすると、そのマイナス極の表面からアルカリ物質がじゃんじゃん発生して、自動的にアルカリ回復になり、既に生成された赤錆も安定な黒さびに変わります。
誰にご説明してもよくわかってもらえなかったのですが、今般日建設計の先生方にご説明する機会を得ました。
日建正面さすが世界最大の設計事務所で日本の頭脳が集まってます。ご理解いただけただけでなくアルカリのpHや持久力に関する鋭いご指摘も頂戴いたしました。日建プレゼンコンクリート建築物の長期的維持のためには表面の化粧だけでなく、ご指摘を受けたような内部からの固体品質の維持管理手法のご提案もこれから先はぜひ必要だと再認識した機会でした。
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