Blog
2017年11月09日 [光触媒]
ロールスクリーンで防カビ実験
ブルネイで学生が研究室前の廊下のロールスクリーンを使って防カビ試験をしています。当地は、きれいにクリーニングしても1か月を待たずしてこの画像の上のようになる凄まじい気候です、実用に向けたカビ促進試験には打ってつけの地でもあります。
実は室内用光触媒のコーティング基材として最も適しているのはこのようなファブリックです。「単位表面積」当たりの「実質的な表面積」(BET吸着表面積ともいいますが)が大きいですからね。ちなみに内装ではロールスクリーンのほかカーテンやカーペット類です。建材でも漆喰、珪藻土壁や無塗装打ち放しコンクリート面なんか多孔質材料は機能とその効果を実感してもらいやすい素材と言えましょう。逆にツルツルの平滑面は単位表面積=実質表面積になりますから期待するほどの効果はありません。
実は室内用光触媒のコーティング基材として最も適しているのはこのようなファブリックです。「単位表面積」当たりの「実質的な表面積」(BET吸着表面積ともいいますが)が大きいですからね。ちなみに内装ではロールスクリーンのほかカーテンやカーペット類です。建材でも漆喰、珪藻土壁や無塗装打ち放しコンクリート面なんか多孔質材料は機能とその効果を実感してもらいやすい素材と言えましょう。逆にツルツルの平滑面は単位表面積=実質表面積になりますから期待するほどの効果はありません。