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2017年09月23日 [光触媒]
遮熱塗料は「白」に勝るのもはないという話
前話では塗膜を100ミクロン以上(乾燥膜厚)にすると遮熱塗料としての性能が得られるということを解説しましたが、じゃあどんな遮熱塗料が最も有効か!??は、あまり客観的に各銘柄を比較した実験例がないのですが、やや旧聞ながら9年前の日経ホームビルダー誌が遮熱塗料と一般塗料との比較として公表していました。・・・・呆気ない結果は「一般塗料白が最も遮熱(日射反射)機能が高い」というものでした。酸化チタンの段違いに高い屈折率を考えると当然なことなのですが、一部の方々には未だに信じられない実験誤差のようです。
要点をかんたんにおさらいしますと「遮熱塗料導入の予算がない場合、単なる白色塗料を100ミクロン以上塗布すると、同等以上の性能が得られる」ということになります。
ただ、本文でも言及しましたように遮熱塗料の80%以上の高日射反射率は2年間保持されなくてはならないとJISで定められましたので、これをクリヤーできない製品が続出しています。光触媒をはじめとするカビ繁茂抑制を含めた防汚染対策は組み合わせるべきだと考えられます。
「屋根に白!」は、じゃあどんな白色塗料でもいいのか・・・・!???という話は次に
要点をかんたんにおさらいしますと「遮熱塗料導入の予算がない場合、単なる白色塗料を100ミクロン以上塗布すると、同等以上の性能が得られる」ということになります。
ただ、本文でも言及しましたように遮熱塗料の80%以上の高日射反射率は2年間保持されなくてはならないとJISで定められましたので、これをクリヤーできない製品が続出しています。光触媒をはじめとするカビ繁茂抑制を含めた防汚染対策は組み合わせるべきだと考えられます。
「屋根に白!」は、じゃあどんな白色塗料でもいいのか・・・・!???という話は次に