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2022年09月18日 [光触媒]

水平曝露板での藻の繁茂の差が歴然

度々貴重なデータや画像を頂戴している群馬県のコラボ先のコモチ社から今回も興味深い曝露結果を頂きました。軽石を主原料とする打ち水平板という敷石に光触媒を塗布して、未塗布板と同時に1年間屋外水平曝露をしていただいた結果です・・・どちらが光触媒NFE2塗布板かいうまでもないですね。打ち水平板軽石が原料なので保水性がたいへん良好で、通常であれば藻の繁茂が厄介な問題になります。 もう前回の藻に関するブログでもご紹介しましたように光触媒自体の防藻効果はほとんどないので、当社では金属銅と併用して光触媒でそれから銅イオンCu2+を発生させることを基本原理にしています(だから光反応性がある)ヒトの目には分かりませんが表面に銅イオンを潤沢に含む光触媒層が存在しているのですね。銅イオンどのくらいの濃度の銅イオンがあれば藻の繁茂を抑制できるのかは調査報告書や論文が膨大に出ていますので諸説ありますが・・・
銅の論文概ね1ppm程度の濃度であれば有効であるようです。プールの水に藻が繁茂しないように電気分解で銅イオンを発生させる装置も市販されていますがだいたいその濃度以下に抑えるように設計されています。プールただ、これは人間も飲む可能性がある水中での話ですのでガーンと濃くしてより効果をアップさせるには健康被害の可能性もあり逡巡されます。 敷石の踏み面を舐めるヒトはいませんのでこの類いの製品の場合は思い切って銅イオンを高い濃度に設定できるものメリットですね、当然ながらコンクリー面にも応用できます。

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